牛糞堆肥を入手して、痩せてる土壌を肥沃な土へ改良したい!
今年は家庭菜園を色々と挑戦する!と言う事でまずは土作りを進めています。そんな我が家の畑に強力な味方が近所にいる事を最近知りました!ホームセンターではなく、牛を飼育している牧場です。

プランターで家庭菜園を楽しむのであれば、ホームセンター等で買ってくる腐葉土・畑用の土を2,3袋も揃えれば充分ですよね。でもプランターではなく地面で畑を始める場合は話が変わってきます。我が家の裏庭にある地面の土を耕して畑にするのが簡単かもしれませんが、実際は土が固い・水はけが悪い・石多数と頭を悩ませるネタが多いです。そこで前々から興味があったレイズドベッド式の畑を始める事にしたのですが、やっぱり土が足りない!!
目次 :
我が家の家庭菜園には『まとまった量の土』が必要
パソコンの画像編集ソフトを使って裏庭畑のレイアウト案を考えるのが楽しい今日この頃。追加のレイズドベッド畑を作る事を考えています。幸運な事に必要な木材を近所の解体現場から頂く事が出来ました。お試しで始めるレイズドベッド畑なので木材の材料費が抑えられるのはとても助かります。
そして次に必要になるのは『土』。この土集めが結構悩ましい。勿論、ネットやホームセンターで買う事も出来ますが、何袋必要になるのでしょうか?恐らく僕がやりたい面積の畑用に土を購入すれば50~60袋は必要になってくると思います。出来る限り低コストで畑を始めたいという希望があるので、引き続き土集め・土作りを自分なりに工夫します。

畑を閉じる方から土を分けて頂いたけど
少し前に近所の方から土嚢袋で34袋分の土を分けて頂きました。土をくださった方も家庭菜園をやっている方でしたが、『ちょっと家の土、痩せててね・・・。改良して使ってね!』と教えてくれました。そして次に僕が考え始めたのは『ど~やって肥沃な土へ改良しようか?』という、土作りについてです。

沢山集めた枯葉があるけど、これが堆肥化出来るのは半年ぐらい先と予想。春前には畑の面積を増やしたいので、今からでも準備を進めたいと思っていた時期(1月)です。
葉山の三留牧場で堆肥を購入出来ると知る
僕が住んでいる逗子市にはホームセンターがありません。きっと人口が少なくて出店しないのだと思います。鎌倉・横須賀・三浦方面へ行けばホームセンターがあるのですが、片道30,40分はかかります。特に週末の湘南エリアは渋滞が多いので、往復すると3時間以上かかる事も当たり前・・・。
そこでネット検索で「逗子・堆肥」や「葉山・堆肥」などと検索をしていたら、三留牧場で堆肥を購入しました!といったBlog投稿を数記事目にしました。お~確かに葉山ステーションへ行けば葉山牛って売ってるし、我が家でカレーを作る時によく葉山牛を頂いている事を思い出しました。葉山で牛を飼育しているのであれば、そこは牧場って事ですよね。食肉用に育てている牧場って一般人が近寄れない事が多いと思うのですが(病気の持ち込みなどの為)、自分の家からたった6kmの距離に堆肥を販売している牧場があるのは最高に嬉しい!

そして週末、三留牧場の近くを通ったので下見として立ち寄ってみました。どの様な流れで牛糞堆肥を入手するのか?が気になり、牧場で働いているお兄さんに質問をしたところ親切丁寧に説明してくれました。
堆肥を購入する流れ
- 牧場に到着すると右側に青の箱と看板が見えます(牛糞堆肥200円と表示)
- 青の箱の反対側の建物の玄関横に「料金箱」があるので、そこに1袋分なら200円を入れる。(3袋なら600円)
- 青い箱を開けて、購入した枚数分の米袋を頂く
- 車を走らせ堆肥場へ進む

この牧場に入って直ぐに気づいたのは『きれい・整っている』という第一印象です。観光牧場ではない(牛乳・ソフトクリームなどは販売していない)のに、いつ誰が来ても『キレイな牧場』という印象を受けると思います。
堆肥場へ行くにはこの道を進み、左に回って下り坂を降りると堆肥場です。堆肥場の前に車を3,4台は停められそうに見えました。

堆肥場は牛糞堆肥の山
堆肥場に到着して、車を降りると畑の景色とキレイな青空が見えました。これぞ葉山町という雰囲気です。

そしてこの景色を望む堆肥場には黒褐色の牛糞堆肥が積み上げられています。自分が興味あるからだと思いますが、『魅力的な山』に見えました。

僕が到着した時には2名(車2台)の方々が牛糞堆肥を袋詰めしていました。おはようございます!と挨拶をし、お二人の邪魔をしないように僕も牛糞堆肥の袋詰めを始めます。スコップで掘ってみると、内部の堆肥からは湯気が立ちました。恐らく外気温は7度ぐらいと思います。湯気が出るという事は堆肥の方が空気より暖かいようです。でも既にだいぶ発酵が済んでいる様子で、サラサラとした手触りです。入口で入手した米袋は30kg用と思うのですが、これに牛糞を入れると20kg(40L)ぐらいになるのかなと予想しています。別に正確に何キロ・何リットルは分からなくても問題ないです。袋いっぱい自分で堆肥を詰められるのは最高に嬉しい。
初めての作業と言う事もあって僕の袋詰め作業は遅い(笑)。1袋を詰めて車に積むまでに約10分程度かかったと思います。今後何度も通えば、慣れてもう少し早く袋詰め作業を終えられる気がします。今回はまず初めての経験。
持って行くと便利な物
人それぞれ好みのグッズがあると思いますが、今回僕が用意したのは以下の物です。
- 作業用手袋(手のひら側はゴムで滑りにくい)
- ガムテープ(車の中で袋が倒れて堆肥が飛び出すと困る為)
- 70L袋や洗ったプランター(袋の底は堆肥場の地面の土埃が付く為)
- 忘れちゃいけないのはお金(現地ではおつりの用意は無いと思うので正確な金額を用意)

イメージ通りに車の後部座席へ3袋を並べる事が出来ました。次回行く時も同じ準備で3、4袋を購入したいと思います。
牧場で用意されている物
- 米袋
- スコップ
- 袋詰めの際に便利な筒状のバケツ
先に来られていたお二方の邪魔をしたくなかったので筒状のバケツは僕は使用しませんでした。でも袋の間口を広げる事が出来るのでスコップから堆肥を簡単に袋へ入れる事が出来そうです。
我が家の堆肥場と家庭菜園で牛糞堆肥を使用
牧場を後にし車を走らせたのですが、600円で3袋の牛糞堆肥を購入出来た事と、今後も通いやすい近場に牧場があるという事実に嬉しくなりました。これでやりたかった家庭菜園の土作りが加速しそうな気がします。枯葉は近所から沢山手に入るし、牛糞も葉山の牧場で入手可能。自宅に堆肥場も作ったので土作りする土台が整った気がします。
枯葉と牛糞堆肥を混ぜる
家に戻り、とりあえず3袋を堆肥場近くに置きました。温度が気になったのでチェックしてみると約25度ある事が分かりました!

まずは一袋半を堆肥場に投入しました。米ぬかも混ぜ込み、かるく水もかけて24時間放置します。

牛糞堆肥は不快な臭いは無く、ご近所さんにも迷惑をかける事はないかと思います。もしかしたら幼虫とか、ふかふか床材を好む虫が寄り付く可能性はあります。普段は黒マルチのカバーをかけているので、嫌気性発酵にはならないと予想しています。1週間に一度ぐらいのペースで混ぜ込みをして様子見をします。
翌朝、約24時間後に牛糞堆肥へ温度計を入れてみました。今朝は約15度に温度は下がっています。同じ時間帯でミミズコンポストの温度が5度だったので、堆肥の方が暖かいようです。2月上旬の早朝は気温が3度~5度になります。でも牛糞堆肥は15度の温度があるという事は少しながらもまだ発酵が続いているのだと思います。

昨晩、牛糞と枯葉を堆肥化する情報を調べたところ、レイヤー(多層)にすれば良いとか、こまめに混ぜ込めば良いといった情報を読みました。なるほど、牛糞堆肥だけをまとめて置いておくのではなく、枯葉と混ぜ込む方が堆肥化が進みそうです。発酵があまり進んでいない牛糞を入手する方が自宅で高温の分解発酵が出来るかもしれませんが、その場合は牛糞の匂いが気になるところです。住宅地なので出来る限りご近所さんへの配慮も必要。
枯葉と牛糞堆肥の完熟を目指す
我が家の堆肥場は横幅1.8m×奥行1mほどあるので、僕がやりたい家庭菜園用の堆肥を作るには充分なサイズかと思います。「牛糞堆肥・枯葉・米ぬか」の入手は難しくないので、この堆肥場で堆肥作り(土作りにつながる)も試してみます。堆肥場左半分に牛糞堆肥と枯葉・米ぬかをレイヤー状にし、今まで以上に高さを出してみる事にしました。この段階で牛糞堆肥は米袋1.5枚分、おおよそ30kgぐらいを投入したかと思います。それなりの重さになったので、枯葉が良い感じにプレスされて潰れているように見えます。

牛糞堆肥を我が家へ持ってきて3日後、枯葉・米ぬかとまぜたところ温度は朝8時で17度ありました。同じ時間帯のミミズコンポストは6度。牧場から頂いてきた牛糞堆肥の熟成が終盤だからと思いますが、高温にはなりません。でも外気温より10度近く高いのは少しだけど発酵が進んでいるのかなと予想します。
当面は枯葉と牛糞堆肥を混ぜ込んで、分解発酵を実現できるか?試していきます。
畑にも牛糞堆肥を投入してみる
袋半分の量を空いているレイズドベッド畑に撒きました。痩せた土へ初めて投入する牛糞堆肥なのと、この位の量を入れても良いのかなという判断です。土の色と黒褐色の色の違いが分かりやすい。この黒褐色の堆肥が肥沃な土へ改良してくれると嬉しいです。この後、土と堆肥を混ぜ合わせ、マルチシートを被せました。まだ土が少ない場所なので後々土を追加する予定です。このエリアに何を植えるか?はもう少し牛糞堆肥について調べてから決めようと思います。

牛糞堆肥について調べて学んだ事
牛が餌を食べて、そのフンが牛糞。それを発行分解させたものが牛糞堆肥になる訳ですが、なぜ畑の土作りに良いのか?や、使用の際の注意点なども知っておこうと思い、ネットで調べてみました。家庭菜園をもっと楽しもう!と思わなければ、そんなに興味が湧かなかった事だと思うし、食にまつわる話なので『調べて学ぶ』のは良い機会です。
牛はどんな餌を食べて育つのか?
葉山牛は牛乳を搾るような牛ではなく、肉の流通の為に飼育されている肉牛ですよね。恐らく乳牛・肉牛では異なる飼育飼料を与えると思うのですが、一般的な肉牛のエサについてネットで読んだ情報を自分のメモ用に残します。
- 粗飼料(牧草・稲わら など)
- 濃厚飼料(とうもろこし・大豆粕・大麦 など)
を与えるようです。僕のイメージだと「牧場=牧草が生えている草原がある場所」でしたが、今まで数か所見学したことがある牧場で広大な草原がある場所を見たのは小岩井牧場・那須高原の牧場でした。恐らく肉牛飼育ではなく乳牛飼育が多いのと、観光地的な牧場なので草原があったのかもしれません。藤沢市の牧場・横須賀で立ち寄った牧場は牛舎内で牛を飼育しているようでした。草原で牛が食べる牧草は主に生の草だと思いますが、雪が降り積もる冬ではその生餌は食べられないかと思います。そして牛舎内で食べる餌となれば乾燥させた牧草だったり、稲わらなどになるのかなと思います。勿論、大豆粕・もしかしたら米ぬかなどの濃厚飼料も重要な飼料なのだと思います。
牛はどうやって消化しているのか?
昔聞いたかもしれないけど、全く気にしてなかった『牛は4つの部屋を持つ胃がある』と言う事。謎の胃ですよね。牛が草食なのにあれだけ大きな体になるのは不思議な動物です。牛は早食いでバンバン草を飲み込むけど、その草は最初第一の胃に入りそこが微生物が活発で固い草(繊維質)を消化できるそうです。第二の胃は消化中のエサを動かし、口に戻して再度噛んだりするそうです。第三の胃は水分やミネラルを吸収するとの事。確かにあの体全体に血を巡らせるには相当の水分を吸収する必要がありますよね。それに牛のおしっこの量も水道を最大に開いたぐらい勢いが凄い。第四の胃は消化酵素を分泌して微生物自体をタンパク質として消化するらしいです。この第四の胃の機能がよく理解出来なかったので、今度もう少し調べてみます。
牛が一日に排泄する糞の量は?
これも気になったので調べてみました。肉牛の場合は一頭あたり20~30kgのフンを排泄し、尿は6~12Lだそうです。乳牛の場合は40~60kgの糞を出し、13~15Lの尿をするそうです。と言う事は餌を与える飼育員の方って、重たい餌を毎日欠かさず与えるし、糞だ尿の掃除も簡単ではないですよね。今までそんな飼育の裏側を調べた事がなかったので、牛乳を飲むのも、肉を頂くのも、飼育されている人の日々の努力で自分が口に出来ているんだなと知りました。今まで全くそこまで考えた事はありません。今回、牛糞堆肥を入手するにあたり学んだ事です。
牛糞堆肥が出来るまでの時間は?
「神奈川畜産ひろば」というウェブサイトに三留牧場の堆肥についての情報が掲載されていました。そのページ情報によると「処理時間90日」と書かれています。約3カ月かけて牛糞は堆肥化されているようです。ただし、別のサイト情報によると『完熟たい肥』というのは決められた日数の定義がなく(各場所で発酵条件も異なる為?)数カ月から1年以上かかる場合もあるそうです。我が家に持ってきた牛糞堆肥が3カ月物と考えると、更に数カ月時間をかけて完熟たい肥へ熟成させる事が出来るかもしれません。持ってきた堆肥をそのまま畑に撒けば土壌菌が分解するでしょうし、畑へすぐに投入せず自宅の堆肥場で更なる熟成をさせるのも良さそうです。
メリット:牛糞堆肥が畑にとって良い事
- 安価に入手ができるので面積が大きい家庭菜園畑でも導入しやすい
- 土中バクテリア・微生物が活性化するので土壌改良につながる
- 長期的に土壌へ栄養を供給できる
- 保水性・排水性が高いので植物の根が張りやすい
勿論上記以上のメリットもあると思いますが、僕が気になった点や嬉しい点は上記になります。
デメリット:牛糞堆肥を畑に使用する際の残念な点や注意点
- 使いすぎ・入れすぎは逆効果: 栄養素が過剰になると農作物の生育障害を起こす場合がある
- 未熟な牛糞堆肥は害虫を呼びやすい。病原菌が含まれている場合もある
- 未熟な堆肥は臭いがあるので近所迷惑になる場合があるので注意
- 自分で牧場から堆肥を入手する場合は袋詰め作業や運搬を重労働と感じる人もいる
入れすぎ注意や未熟な堆肥との付き合い方は当たり前の事ですよね。臭いについては勿論、ご近所さんやご家族に迷惑をかけない為にも気を付けたいところです。ある程度熟成されている堆肥であれば不快な臭いは無いです。運搬や袋詰めが重労働と感じる方はネット通販から購入するのが解決策でしょうか。
牛糞堆肥と農作物の相性について
- トマト・ナス・ピーマン(ナス科)やカボチャ・スイカ・メロン(ウリ科)が相性が良い
- ジャガイモ・サツマイモ・根野菜は相性があまり良くない
といった情報を目にしたのですが、「ジャガイモやニンジンとも相性が良い」という人もいます。海外情報を調べても、日本で見かける情報とは異なる事を言う人もいます。
これは自分なりに試してみないと分からないですね。と言う事で、牛糞堆肥と育てる野菜の種類については試して学んでいこうと思います。
つづく。
投稿者プロフィール

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神奈川県の小さな田舎町在住|出身:青森県|79年生|趣味:カヤックで釣り・ランニング・家庭菜園・DIYなど
「みんなのコンポスト」というサイト名なのに、僕個人がサイト内容を書いてます(笑)。質問ページやBlogへのコメントはメールアドレス不要で書けるように設定しているので、気軽にコメント頂けると嬉しいです。
同じくコンポストで悪戦苦闘している方や、上手に運用出来ていて経験値をお持ちの方、両方の方々の情報をこのサイトに少しずつ集めていきたいというのがサイトの趣旨です。
ミミズコンポスト1年生、どうぞよろしくお願いします 😮
● 面白そうなのでヨシへメールを送ってみる
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